泥棒も見ただけで退散、防犯ガラスに換えてみませんか。

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 空き巣の侵入手口として最も多いのが窓ガラスからの侵入方法といわれています。しかも、窓ガラスが施錠されているという状態にもかかわらず窓ガラスから侵入するというのは、ガラスが最も割れやすいという点にあるでしょうね。ところで空き巣が窓ガラスを割る方法として、こじ破りと打ち破りという方法が主なガラス破りの手口だといわれています。まずこじ破りという手口は、ドライバーなどでなるべく音をたてないようにコツコツとガラスを割る方法になります。一方打ち破りという手口は、周囲の目をあまり気にすることなく、バールなどでガラスをガンガン叩いて短時間で侵入する手口になります。そうした空き巣の窓ガラスを割る手口からも、例えガラスが割れても割れにくいガラスということで考案されたのが防犯ガラスになります。そうした防犯ガラスの場合、バールでガンガン叩いたならばガラスが粉々に割れるということはなく、あくまでも無数にヒビが入る状態になるのだそうです。しかも、ガラスに貫通穴が付きにくいともいわれています。それはどうしてなのかと申しますと、2枚の板ガラスの間に強靭で貫通しにくいポリブロビニラール、通称PVBと称する中間膜が挟み込まれているからです。その他にも、PVBよりもさらに硬く強靭な樹脂が用いられることもあります。それはポリカーボネードと称する樹脂で、ガラスの200倍またはアクリル樹脂の30倍の強度があるといわれています。これらは、全て近年の技術開発によって生まれてきたプラスチック樹脂製品の一種になります。余談になりますが、よく透明のアクリル樹脂は何かのカバーに利用されていますが、すぐに割れてしまいますね。それに比べて、ポリカは確かに丈夫ですね。ポリカの小さな板をへし折ろうとしても折れ曲がるだけで、決してへし折れるということはないですね。その他にも、今ある窓ガラスの内側に貼り付けるタイプの防犯シートもあります。